技能実習の現場から(technical intern trainee) 職業としての介護(caregiving as a profession)

技能実習の現場から

こんにちは、おりかなです。

今回は技能実習生について少しお話しします(*´∀`)♪

ベトナム人の技能実習生ってどんな人たちだろう?

私の働いている施設では介護の技能実習生を受け入れています。vietnamの人たちです。ここ数年、技能実習生にまつわるあまりよくないニュースも耳に入っては来ますが、私が知っている彼等は真面目で働き者です。ホワイトな待遇のもとでは彼等だって好きこのんで罪をおかすことはないのです。できれば国に帰ることなく、ずっと日本で働いてくれたらと思うほど彼等は優秀です。

東南アジア出身の彼等は韓国や中国の人と違って外見から外国人だとわかります(韓国の人も慣れてくると外見から判別できますが)。そして日本とは異なる文化を持っています。もちろん、お箸を使うとか共通のことも多くありますが、技能実習生と仕事をするということは、日本にいながらにして異文化と交流できる機会でもあるのです。

例えば、日付の書き方ひとつとってみても違う。日本では年/月/日の順に書いていきますが、vietnamの彼等は日/月/年で書きます。ごみを出す際にゴミ袋に日付を書く決まりなのですが、先日24/5みたいに書かれていて、なんだろうと思ったら5月24日をvietnamでは習慣としてそのように書くのだということでした。

あと彼等は愛想笑いをしません。嬉しいときは普通に微笑みますが、微妙なときや意に沿わないときは、日本人のように笑って誤魔化すということをあまりしません。ストレートに顔をしかめます。ただし、技能実習生は日本に来る前に年単位で日本語その他の日本文化を学習してくるので、仕事の場では露骨に嫌な顔はしないかもしれませんが。彼等と打ち解けて話せるようになると、少し日本人とは違う感情表現なのだなと実感します。

そして彼等は、合理的な思考をするので無駄なことはしたがりません。その行為が「サボっている」とか「ずるをしている」と同僚の日本人の目には映ることがあるかもしれません。加えて彼等は正直なので、基本的には嘘をつきません。嘘をついても、嘘であることがバレバレなのです。そこで「なんだ、バカにしやがって!」等と言って彼等を責めないであげていただきたい。彼等は基本的にうまく誤魔化すという文化がないだけなのです。日本人よりもよほど素直な心をしていると私は感じました。

今回、私は技能実習を通して彼等と幸せな出会いをすることができたと思っています。初めて接した技能実習生が素敵な子達だったから。それまでvietnamは未知の国、未知の人々でしたが、今では私はvietnamと彼等が大好きです。

ベトナム人は心豊かな人々です。みなさんの彼等との出会いが素敵なものでありますように。

それでは今回はこの辺で。また記事を更新しますのでお待ちくださいね(*´∀`)♪

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