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リーダーは、正しく、正直に生きろ

正直に生きることが幸福につながる?

岩田松雄という人の「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉」という本を読みました。その中に

「リーダーは、正しく、正直に生きろ」

という章があって、次のようなイギリスのことわざが紹介されています。

一日だけ幸せでいたいなら、床屋に行け

一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え

一カ月だけ幸せでいたいなら、結婚しろ

一年だけ幸せでいたいなら、家を買え

だが、一生幸せでいたいなら、正直者でいろ

人間は物質的に満たされても時間がたつとその状態に慣れてしまうので、長く幸福感を味わうためには精神的に満たされていることが必要だ、という解説が続きます。割とあちこちで目にするものですが、元ネタはこの本なのではないでしょうか。

一読すると、なるほどと思いますが、よく読むと、ん? となります。

まず、床屋に行くことは物質的なものではなく、サービスを受けることです。

日本人なら、さしづめ

「日々、満足して一日を締め括りたいなら、風呂に入れ」

といったところしょうか。毎日風呂に入れば毎日(その瞬間だけは)幸せかもしれません。

それから、結婚による幸福が一カ月しか持続しないと書かれていることも、ん? でした。しかも結婚することよりも家を買うことの幸福度の方が高いらしい。まあ、イギリスではそうなのかもしれませんし、もしかしたらイギリス人特有のユーモアなのかもしれませんが。

そもそも結婚も物質ではないし、結婚はやり方によっては一生分の幸福を産みだし続けることのできる装置になりうる、と私は思いますよ(^_^;)

ともあれ、正直に生きることが幸福感を生み出すということには感心しました。なるほど。

フルダーフラムの竪琴について

ちなみにこのblogのヘッダーにある「フルダーフラムの竪琴」なのですが、持ち主が嘘をつくとたちまち弦がブツンと切れてしまうという魔法の竪琴です。

こちらはロイド・アリグザンダーの著作(プリデイン物語)に登場します。これも持ち主の吟遊詩人ははじめは文句を言っていましたが、後にこれのお陰でいつも自分は後悔しない選択をすることができた、と回想しています。

つまり、正直に生きることが幸福につながる、というメッセージが込められているのです。そういえばプリデインも古代のイギリスを舞台にしたファンタジーでした。

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