「戦闘妖精雪風」の新刊が出ているですって⁉️
思い起こせば何年前だろう?
以前から気にはなっていた神林長平の小説「戦闘妖精雪風」を手に取ったのは
その頃はケアマネの試験の準備をしていて、テストが終わったら雪風を買おう、と思いながら勉強に勤しんでいた
筆記試験が終わったその足で、池袋はサンシャインの近くの書店で早川文庫の「戦闘妖精雪風〈改〉」を買ったことを覚えている
この小説の主人公? はおそらく超高性能のコンピューターを搭載した戦闘機「雪風」のソフト部分なので(雪風は機体が破損すれば同等の電子頭脳をもった新しい機体に自己を転送することができる、したがってハードともいえる機体ではなく思考回路そのものが雪風だと言えるだろう)、人間側のメインキャラクターである零についていえば、私は特に零というキャラクターは好きではない
よくわからない人間だと思っている
もっとも、作中での設定からして通常の人間とは性格的に相容れないキャラクターとされているのでそれでいいのだろうが、むしろ零の上官であるブッカー少佐の方が感情移入はしやすいのだ
この小説を読んでいて楽しいのは、最新鋭の戦闘機械に乗り込んで空を飛んでいる、その時起こる世界でまだ誰も体験したことのない事態をパイロットなどの当事者の視点で体験できることなのだが、少し人間の内面に入り込みすぎているところがリアリティーの崩壊を招きかねないところがありやや危うい
最新刊は未読だが、どのような展開になっているのか今から楽しみである
注❗ 体験するならば自己責任で読め❗
私は、読む‼️