羽生結弦選手の結婚相手は元AKB48の渡辺麻友さんだった! らどうしよう(^_^;)
羽生結弦選手 結婚発表のコメント(全文)
応援してくださっている皆さま
いつも応援してくださり、ありがとうございます。
この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました。
これまでの24年間、スケートと共に生きてきました。
特に、この数年間は、コロナや自然災害、世界情勢等によって、不安定で目まぐるしく変化する世界の中で、多くのことを感じながら、スケートと向き合い、自分自身や世界について、さまざまなことを考え続けてきました。
プロに転向した今も、競技者としての過去も、人間として未熟な私ですが、皆様からのたくさんの応援や期待、そして視線から計り知れないほど大きな力をいただいてきました。
本当にありがとうございます。
今日も、人生をかけて「羽生結弦」のスケートを深め、一生懸命に努力を続け、進化していきます。
これからも、最高のスケートができるよう、一つ一つ、一瞬一瞬を積み重ね続けます。
今後の人生も、応援してくださっている皆様と、スケートと共に、全力で、前へと、生きていきます。
そして、支えてくださいました方々や、これからも支えてくださる方々への感謝の気持ち共に、皆様の全てを、最高の形にできるように、滑り続けます。
これからも、どうかよろしくお願い致します。
羽生結弦選手 東日本大震災から10年目のコメント(全文)
何を言えばいいのか、伝えればいいのか、分かりません。
あの日のことはすぐに思い出せます。
この前の地震でも、思い出しました。
10年も経ってしまったのかという思いと、確かに経ったなという実感があります。
オリンピックというものを通して、フィギュアスケートというものを通して、被災地の皆さんとの交流を持てたことも、繋がりが持てたことも、笑顔や、葛藤や、苦しみを感じられたことも、心の中の宝物です。
何ができるんだろう、何をしたらいいんだろう、何が自分の役割なんだろう
そんなことを考えると胸が痛くなります。
皆さんの力にもなりたいですけれど、あの日から始まった悲しみの日々は、一生消えることはなく、どんな言葉を出していいのかわからなくなります。
でも、たくさん考えて気がついたことがあります。
この痛みも、たくさんの方々の中にある傷も、今も消えることない悲しみや苦しみも…
それがあるなら、なくなったものはないんだなと思いました。
痛みは、傷を教えてくれるもので、傷があるのは、あの日が在った証明なのだなと思います。
あの日以前の全てが、在ったことの証だと思います。
忘れないでほしいという声も、忘れたいと思う人も、いろんな人がいると思います。
僕は、忘れたくないですけれど、前を向いて歩いて、走ってきたと思っています。
それと同時に、僕にはなくなったものはないですが、後ろをたくさん振り返って、立ち止まってきたなとも思います。
立ち止まって、また痛みを感じて、苦しくなって、それでも日々を過ごしてきました。
最近は、あの日がなかったらとは思わないようになりました。それだけ、今までいろんなことを経験して、積み上げてこれたと思っています。そう考えると、あの日から、たくさんの時間が経ったのだなと、実感します。
こんな僕でもこうやって感じられるので、きっと皆さんは、想像を遥かに超えるほど、頑張ってきたのだと、頑張ったのだと思います。すごいなぁと、感動します。
数えきれない悲しみと苦しみを、乗り越えてこられたのだと思います。
幼稚な言葉でしか表現できないので、恥ずかしいのですが、本当にすごいなと思います。
本当に、10年間、お疲れ様でした。
10年という節目を迎えて、何かが急に変わるわけではないと思います。
まだ、癒えない傷があると思います。
街の傷も、心の傷も、痛む傷もあると思います。
まだ、頑張らなくちゃいけないこともあると思います。
簡単には言えない言葉だとわかっています。
言われなくても頑張らなきゃいけないこともわかっています。
でも、やっぱり言わせてください。
僕は、この言葉に一番支えられてきた人間だと思うので、
その言葉が持つ意味を、力を一番知っている人間だと思うので、言わせてください。
頑張ってください
あの日から、皆さんからたくさんの「頑張れ」をいただきました。
本当に、ありがとうございます。
僕も、頑張ります
2021年3月
羽生結弦
羽生結弦選手 引退会見でのコメント(全文)
こんにちは羽生結弦です。このたびは、このような場に皆さん集まって下さって、本当にありがとうございます。最初にもう一つだけ感謝を述べさせていただきます。
先の一部報道であった通り、色んなことを言われてしまいましたが、その中でも自分のこと、そしてここまで応援してくださっているファンの方々を含め、色んなことを考えながら気持ちを大切にしていただきながら、自分が決意を表明することを、常にメディアで発信してくださった方々に対し、深く深くお礼をさせてください。本当にありがとうございました。
これまでたくさんの応援のおかげで僕はここまで来られました。ここまで頑張ってこれました。そして、ここにいてくださっているメディアの方々、カメラマンの方々も含めて本当にたくさん応援していただきました。
そういった皆さんの応援の力の中で、羽生結弦としてフィギュアスケートを全うできるのが、本当に幸せです。まだまだ未熟な自分ですけれど、プロのアスリートとして、スケートを続けていくことを決意いたしました。
本当に、いやー、本当にあの、緊張してます。しがない自分なので、言葉遣いが悪かったり、噛んだりしても許してください。
これからもプロのアスリートとして、競技者として他のスケーターと比べ続けられることはなくなりました。
ただこれからは自分のことを認めつつ、また自分の弱さと、そして過去の自分とも戦い続けながら、これからも滑っていきたいと思っています。
そして4回転半ジャンプにもより一層取り組んで、皆さんの前で成功させられることを強く考えながら、これからも頑張っていきます。どうか戦い続ける姿をこれからも応援していただけたらうれしいです。
そして一人の人間として、自分の心を大切にしたり、守っていくという選択もしていきたいなと思っています。
僕がこれまで努力してきたこととか、そういったことが応援してくださる方々に評価していただいたり、見てもらいたり、そこで何かを感じていただけたり。そんなことが本当に僕は幸せです。その幸せも大切にしていきたいなと思っています。
色んな選択をしていく中で、失望したなとか、もう見たくないなとか思われてしまうと、とても悲しいですけど、それでも自分のスケートがやっぱり見たいなとか、見る価値があるなって思っていただけるように、これからも、もっともっと頑張っていきますので、どうか応援していただけたらうれしいです。
これまで応援して下さったたくさんの方々、今回もどんな決断でも、どんな時でも、今回のこんな会見でも、「頑張れ」って、「緊張するだろうけど応援してるよ」って、応援してくださるコメントを寄せて下さっていて、本当に僕はいつも救われています。本当にありがとうございました。
最後になりますが、羽生結弦として、一人の人間として、ここまで育てて下さった幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と色んな先生方、そしてフィギアスケートを教えてくださった先生方、たくさんの先生方、本当にありがとうございました。
また自分の心を、自分のことを大切にしてくれた人たち、本当に、本当に、本当にありがとうございました。
僕は自分の口から決意を言いたいなと思っていたので、事前に大切な人たちに言うことができなかったんですけれど、それでも何も言わずに自分のことを大切にしてくれて、僕も大切な方々が本当に大切だなと思ったし、またこれからも大切にしていきたいなって思いました。本当に僕なんかのことを大切にして下さり、本当にありがとうございました。
これからもより一層頑張っていきます。まだ今までスケートを生で見たことがない方も含めて、「見てよかったな」って、「絶対見る価値があるな」とか、そう思っていただけるように、これからもさらに頑張っていきますので。
そして4回転半ジャンプを含めて挑戦を続けて、これからもさらに高いステージにいけるように頑張っていきます。
これからはプロのアスリートとして、そしてスポーツであるフィギアスケートを大切にしながら、加えて羽生結弦の理想を追い求めながら頑張っていきます。
どうかこれからも戦い抜く姿を応援して下さい。今日は本当にありがとうございます。まだまだ自分の口から自分の考えてきたことだけだと話せない事はいっぱいあるので、どうか質問いっぱい下さい。そしたらしゃべれると思うので。どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。