HOME > ささやき(informations) > ささやき(informations) 夏草の線路~幼少期の記憶から 2023年1月20日 まだ弟も生まれていなかった頃だと思うのだけど たぶんチェンマイでの事です 父親の仕事の都合で私は幼少期をタイで過ごしました 母に抱かれて草の繁る線路沿いの小道から 通りすぎる列車を見ていました 列車は普通の客車ではなくて くすんだ緑色の制服を着た兵士達が満載されていました 私と母が手を振ると 鈴なりになった兵士たちも手を振り返してくれました その頃まだ母は若くてたいそう美しかったのです 関連 Twitter Share Pocket Hatena LINE URLコピー -ささやき(informations) -タイ