技能実習の現場から(technical intern trainee)

技能実習生、劇場版ドラえもんを観る!

日本の映画だけど字幕はないぞ、大丈夫か?

ドラえもんはベトナムでも人気なのです。

こんばんは、おりかなです。

技能実習生の子と映画を見に行った時のお話です。

世はまさに世紀末。

もとい、コロナの猛威が吹き荒れ、ロシアのウクライナ侵攻、キエフ包囲の真っ只中での事です。

春になったらドラえもんの映画が観たい、と言っていたベトナム人の子と「劇場版ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」を御徒町のPARCOで観ました。

日曜日のお昼ということもあって子供連れで席の半分くらいが埋まっていました。以前は一席ずつ空けて座っていたような気もしますが今回は並びの席でした。

ちなみに技能実習生の子の友達も一緒でした(私は初対面、もちろんベトナム人)。ちなみに日本語検定はN3とN2だそうです。

洋服などを見てご飯を食べて(今回は韓国料理でした)から映画を観ようということになり、ドラえもんを観ることになりました。ベトナムでもドラえもんは広く知られているようです。

ここで彼等が日本の映画を観る上で問題が2つあります。

1)字幕なしで日本語の映画の台詞を理解できるのか?

2)技能実習生といえども二十歳すぎの大人だけど、ドラえもんでいいのか?

日本語については、さすがに日本語検定を受けているだけあって、子供向けのアニメーションであれば問題なく理解できるようです。

以前も「100わに」を観て問題なく理解できていました(エヴァンゲリオンの時はさすがに???だったようですが、こちらは私も難解でした)。

それから、内容についてですが、ちゃんと節目節目の台詞では目にうっすらと涙をためながら観ていました。最近のドラえもんは、子供と一緒に観に行った親御さんの方が泣いている、とかよく聞きますしね。

日本語教育の教材としても、アニメーションは効果があるんだろうなと思いました。

映画を観終わってから、友達の方に「大丈夫でしたか?」と尋ねたら「とっても面白かったです!」とガッツポーズで返事してくれました。技能実習生の子も時々台詞を復唱しながら、クライマックスでは拍手しながら観ていました。私もところどころで少しウルッときてました。

私自身、子供の頃はドラえもんの映画を観るのが大好きでした。海底鬼顔城や鉄人兵団、竜の騎士、魔界大冒険なんかが印象に残っています。いつの間にかドラえもんは観なくなってしまいましたが、それをまた劇場で観る日が来ようとは。そんな機会を与えてくれた彼等に感謝です。

ウクライナのことをやっぱり考えてしまう

それとはまた別に考えたことですが、

この時期にタイトルに「戦争」入ってるアニメを上映しちゃうのはどうかなと思ったけど、作中の季節が夏休みっぽかったので、本来は去年の夏休みに公開予定の映画だったのかもしれません。

軍のクーデターや独裁、ミサイル乱射、戦車による戦闘など、現在進行中のウクライナ侵攻を想起せずにはいられませんでした。

いかに設定上は、敵PCIAの戦闘機が無人なのだとしても、引き金を引き、敵機を爆散させることに、観客である子供たちが快感を覚えてしまったらどうしようと少し不安になりました。

アニメでは誰も仲間は死ななかったけど、現実の戦争ではどうかな。主人公だからって、死なない保証はないからね。反政府組織の人間が捕まったらただではすまないからね。現実の戦争がまさに進行している時に、心から楽しむのは、少し難しい映画でした。でも観終わった子達(リアルな子供達)は、ほんとに面白かった、と口々に言っているのが聞こえましたけれど。

あと、ミサイルの飛ばし方が板野サーカスみたいでしたね。ドラえもんでやるには少し違和感がありました。

テレビアニメよりも、作画は綺麗で、のび太は根性があって、ジャイアンは男気があって、スネ夫は機転が利いて、しずかちゃんは魅力的で、劇場版ならではの楽しさがありました。

それでも私の世代だと、やっぱりドラえもんは大山のぶ代さんの声じゃないとしっくり来ないものです。あの声だから、安心して頼れるんですよね! 水田わさびさんがダメなわけでは決してないのですが。

ベトナム人技能実習生も、劇場版ドラえもんは楽しんでくれた!

それでは今回はこの辺で。また記事を更新しますのでお待ちくださいね(*´∀`)♪

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