職業としての介護(caregiving as a profession)

介護の職場で一目おかれるようになるには

こんにちは、おりかなです。

今回は、介護の職場ではこれが得意だとみんなから「おおーっ、すごいね」と思ってもらえる特技についてのお話です。

ズバリ。

「パソコンが使えると介護の職場では一目おかれます!」

え、今さら? と思う人もいるかもしれませんが、介護業界ではまだまだパソコンの苦手な職員も多いのです。

加えて、コロナで家族との直接面会が制限されるなか、ZOOMで入所者と家族を繋いだり、研修や会議などもオンライン上で行われる機会が増えました。ちょっとしたメールのやり取りでも、添付ファイルをどうやって添付するのか、とか、添付されてきた資料をどうやって保存・印刷するのかなど、スムーズにできない人もいます。

さらに報告書や申請書の類いも手書きからパソコンに移行されつつあって、「わかんなーい!」という人も多く、付きっきりで操作を教えないといけない場合もあります。

そんな中で、パソコンが「ちょっと」使えるだけでかなり頼りにされるのです(ちなみに私はパソコンが「ちょっと」使える側のスタッフなのです)。

普段頼りない新人の介護職でもパソコンが得意ならば、ベテランのナースなんかでもパソコンが苦手な人はけっこう多いので、教える方と教わる方の立場が逆転するのです。

介護の経験や知識がなくても、パソコンが使えるだけで一目おかれるようになります。また、特別な仕事を任されることもあります。介護主任などの役職者を目指す上でもパソコンは使えた方が絶対に有利です。

私はそれほどパソコン関係の知識が豊富なわけではありませんが、それでも自分よりパソコンが得意な人が殆どいませんでした。なので頼りにもされましたし、書類や掲示物などの作成もけっこう任されました。

介護業界はパソコンが「ちょっと」得意な人にとってはまさにブルーオーシャンなのです。

私が初めて就職した介護の事業所では、介護記録を手書きで残していました。カーデックスというプラスチック製のA3大の紙を挟める巨大なアドレス帳のようなバインダーを2冊使って、入所者ごとに用紙を分けて日々の様子を記入していました。申し送りの時にはそれをドーンとステーションのテーブルに乗っけてめくりながら入所者50人分の直近の記録を参照しながら伝達していました。

電子カルテ(パソコンによる介護記録システム、様々なソフトがあると思いますが便せん的に電子カルテと呼ばせていただきます)を導入していない事業所では、今でも、同じようなシステムでもって日々の記録と申し送りを行っているはずです。もっとも電子カルテ(パソコンによる介護記録システム)がなかったわけではなく、食事量やバイタルサイン、排泄回数、入浴、体重等は手書きの記録とは別に、夜勤の時にパソコンに入力していました。

今の職場ではペーパーレスが提唱されていて、それでもすごい数の紙の書類は発生しているし電子カルテじゃない紙のカルテがいまだに現役ですが、介護記録はすべてパソコンで記載されます。食事量等ももちろんパソコン入力ですし、退所時の情報提供書などもパソコンの中で作成しています。入職時までにブラインドタッチを覚えてくださいとも言われました。

以前の職場に比べるとパソコン操作になれた職員も多いです。それでも、よくわからないところを教えて、と頼りにされますし、新人や外国人のスタッフがパソコンで困っているときは助けます。

自分がある程度パソコンに慣れているのは、子供の時からパソコンに触れる機会を親が作ってくれたから、です。小学生の頃にはBASICで簡単なゲームをプログラムして遊んでいました。

そんなわけで

介護の職場ではパソコンが使えると、とってもいいです。WordとExcelの基礎ができるだけでもいい。ファイルの操作がちょっとできればいいんです。

それでは今回はこの辺で。また記事を更新しますのでお待ちくださいね(*´∀`)♪

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