こんばんは、おりかなです
キャリア段位制度って今どうなっているのかな?
実は、介護の技能実習の基本級と専門級試験の評価者資格の要件が、キャリア段位のアセッサーであることです
それはともかく、最近はキャリア段位という言葉をあまり見かけなくなりましたね
私が思うのは、利用者がアセッサーになればいいのに! ということ
キャリア段位のアセッサー(評定者)は同じ事業所の主任クラスがなる可能性が高いです
そうすると
業務を的確にこなせて、チームワークに貢献できる職員が高い段位をとりやすそうだ
しかしそこに利用者の立場にたった評価はあるのだろうか
利用者目線で見ていい介護職員が高い段位をとるべきではないだろうか
業務に寄りすぎた介護は本質を見失いやすいものです
介護は利用者主体だけど
業務は介護職員主体だからね
私的には
利用者がいいなと思う職員に「段位認定ポイントシール」みたいなのをあげられるようにして
10枚集めたら初段~
100枚集めたら名人とかしたらいいと思いました
利用者の評価を段位に反映させるべき
アセッサーのもうひとつの側面
OJTでの指導的側面は既に管理職が果たすべきものである訳だし
アセッサーに負わせなくてもいいでしょう
とにかく
高い段位を持つ職員は職員だけではなく、利用者からも選ばれる存在でなくてはならないと思います
ただ、利用者も職員も人間なので、画一的な評価はできない気もします
特に介護の世界は
ある利用者にとってはベストの介護職員が他の利用者にとってはいまひとつな場合もあるでしょう
みんな違ってみんないい、のが介護だと思うんだけど
安全安楽で、笑顔で無事に過ごせれば、その関わり方はすべて正解だと思います
あともうひとつ連想するのはマークトウェインの「不思議な少年」です
明日死ぬかもしれない人を
今この瞬間笑わせたい
自立や在宅復帰を目指して厳しいことするのも
本人が選択したのであればまあいいけど
もし不意に亡くなるのでも
この施設での生活も悪くなかったなと思ってもらえるような関わり方をしたい
在宅復帰できるケースは実際にはまれだし
今後の方向性として施設で亡くなる人はふえていくのだから
キャリア段位制度は業務遂行能力の評価基準にはなるけど
介護職員の介護の質を担保するものとは必ずしも言えないと思います
ともかく、ひとつの部署にそうたくさんは置かない資格なので、アセッサーはあれば損にはならない資格と言えるでしょう