ささやき(informations)

6月の上高地を歩く

ちなみに中房線は運行再開したらしい

松本から上高地へ

さて前述の通り、燕岳に行けなかった我が隊はやむを得ず松本の野乃に一泊したのだが、松本からどこか行けるところ、という事で翌日は上高地へ行くことにした

ホテルで朝食をとり、松本発の上高地線で新島々まで

そこからバスに乗り換え、上高地を目指したのだった

いやー、上高地ってこんなに遠かったっけ、最近は夜行バスで来ることが多かったからあまり感じなかったけど、電車とバスを乗り継いで行くのは結構しんどかった

上高地には計7、8回は来ていると思うけど、純粋に上高地を歩きに来たのは3度目だろうか、もっぱら北アルプスの登山口として利用することの方が多いのだ

上高地には10:30頃到着、今回は15:15のバスに乗るつもりなので、大正池で下車、そこから歩いて上高地バスターミナルを目指した

1月に中ノ湯から釜トンネルを抜けて雪の上高地を歩いたこともあるのだが、やはり雪があるのとないのでは全然違う

雪のあるときは雪しか見えない、現在位置も怪しくなるし、路肩に積み上げられた雪のために大正池なども全く見えなかった

今回は梅雨入り後ということもあってか、思ったよりも人は少なかったが(バスも余裕で乗れた)それでも大正池畔には人の姿が多く、子供連れや外国人の姿も目立った

欧米系のほか特に目についたのはインド系?

色が浅黒く背の高めな人たちが大人も子供もいた

大正池から上高地バスターミナルまでは1時間ほど

バスターミナルで帰りのバス乗車券を確保

これをしておかないと後でバスに乗れないなんてことも起こりうるので、上高地ではバスチケットは早めのゲットが必須なのだ

あと、バスターミナル発以外のバス停から乗ろうとすると満席で乗車を断られる事もあるから、バスに乗るならバスターミナルからがいいよ!

さて、今朝は朝食が6:30と早かったのでそろそろお腹も空いてきていたのだが、明神に向けて出発

ちなみに燕岳登山用の装備はザックひとつにまとめてホテルから宅急便で家に返送した

本日の宿泊用の衣類や食料等を別なザックに入れて担いでいたのだが、重たいのでバスターミナルの荷物預かり所に預けた(1日500円)

荷物預かり所の近くに郵便局もあり、北アルプス下山後に着替えてそこからザックを家に郵送する事も多い

ザックを郵送してしまえば身軽な旅人になって移動も快適だし新宿などの混雑する駅で人目を気にする必要もなくなるからおススメなのだ

さて、身軽になって明神まで

熊出没の注意書き(今朝の出現もあり)を気にしつつ、歩く

人は多くないとはいえ、やはり常に前を歩かれるとストレスを感じる

明神まで(徳沢までも)は自動車も通れる幅なので、雰囲気的には登山というよりも林道をハイキングしてる感じだ

ただし水は透明で超キレイ

この透明な川の水を見ると上高地に来たなと実感するのだ

あとすぐ間近からそびえ立つ急峻な緑の山々とかを見るとね

明神までは特に野の獣は目撃されなかった

お腹が空いて、カレーライス食べたいなと思いながら歩いた

明神について、明神館で昼食にし

しかし、なんと! カレーライスは売り切れだった

仕方ないので、山菜とろろうどんにした

味は悪くないけどスープの温度がぬるい、熱くしてくれ!

ここにもインド人? 達がいて、食券の買い方をスタッフに訪ねながら「お肉入ってマスカ?」などと訊いていたので、宗教的な理由で肉(牛肉?)を食べない人達だったのかな?

ご飯を食べたら明神池まで

拝観料を払い、入る

かつてはなかったのだが、桟橋の先端に賽銭箱と小さな社があって、これがない方が写真撮ったときにいいのになあと思った

桟橋のうえは写真を撮りたい人が列をなして、後ろの人にシャッターのおねだりをバトンタッチしながらみんな写真を撮っていた

我が隊も後ろのおじさんにシャッターを切ってもらえませんかとお願いして明神池と明神岳をバックに写真を撮った

そこからは行きとは別の岳沢湿原の探勝路を通るルートで河童橋まで戻る

ところが、この道が、予想外だった

上高地は猿ウン境だったのだ!

続く!

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