職業としての介護(caregiving as a profession)

介護における「聴くこと」の重要性

暇だからとステーションでくっちゃべってるスタッフさんに教えてあげてください(^_^;)

「見守り」は介護における基本的かつ重要な業務です。

その目的は「危険予測」と「事故防止」が主となります。

適切な介助と介入のタイミングを捉える目的もあって、自立支援の機会を逃さないためにも重要です。

そして「見守り」と言いつつ、実は「聴くこと」もかなり大切なのです。

ここでいう「聴くこと」というのは

フロアの物音を聴くということです。

センサーやナースコールの音はもちろん

スプーンの落ちる音

ベッドの柵をたたく音

トイレのドアのしまる音

などなど

利用者のアクションを音で察知することなのです。

それは事故の予兆をとらえることにつながります。

目は前しか見えないけれど

耳は後ろの音も聞くことができる

私は介護士とは、

最高性能の杖であり

超高感度のセンサーであると思っています。

優秀な介護士は

後ろ(死角)と少し先の未来までも見るのです。

ともあれ、

「見守り」は「聴き守り」

出勤していちどフロアーに出たら、何の業務をしていようと平行して常に見守りしてるんだという意識を持つことが大切です。

自分の出勤しているあいだは絶対に事故は起こさせない。

それが介護のプロってもんです。

利用者の訴えを傾聴して真のニーズを察知することも、もちろん重要ですが、それは今回は置いておきます。いつも利用者の話を一から十まで全部聞いていたら身がもたないでしょう。

志村けんのコントを地でいくような認知症の方も多いので(^_^;)

それでは今回はこの辺で。また記事を更新するのでお待ちくださいね(*´∀`)♪

素敵な休日を。おりかなでした。

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