小坂菜緒 ― 清純と強さを併せ持つ次世代アイドル
日向坂46の中心メンバーとして活躍する小坂菜緒（こさか なお）は、グループの顔とも言える存在だ。2002年9月7日生まれ、大阪府出身。愛称は「こさかな」。爽やかな笑顔と澄んだ雰囲気で、多くのファンを魅了し続けている。
2017年、けやき坂46（二期生オーディション）に合格し芸能界入り。翌年の活動再編を経て日向坂46のメンバーとなった。デビューシングル「キュン」からいきなりセンターに抜擢され、その透明感と芯のある表現力で注目を集める。以降もグループの表題曲でセンターを務め、日向坂46の初期を象徴する存在となった。
身長は161cmとスラリとした体型で、ファッションモデルとしても高い評価を得ている。女性ファッション誌『Seventeen』専属モデルを務め、同世代の女子から絶大な支持を集めてきた。誌面では大人びた表情やナチュラルなスタイルを自在に表現し、アイドル活動とはまた違う魅力を見せている。
また、女優としても頭角を現している。2019年には映画『恐怖人形』で主演を務め、スクリーンの中で見せた繊細な感情表現は、新たな才能を感じさせた。テレビドラマへの出演も重ね、役柄に真摯に向き合う姿は女優としての未来を期待させる。
その一方で、バラエティ番組に登場する際には、少し照れ屋で天然な一面を覗かせることも。凛とした表舞台での姿とのギャップは、彼女をより身近で愛される存在にしている。
小坂菜緒という人物をひとことで表すなら「透明感と芯の強さを併せ持つアイドル」。グループを牽引する責任感と、モデル・女優として新しい道を切り開く挑戦心。その両方が彼女の輝きを形作っている。これから先のキャリアにおいても、さらに多くの人々を魅了していくことだろう。
