障子の国のティンカーベル
2014.2.22
東京芸術劇場 シアターイースト 開演13:00
終演後、エントランスでスタッフと立ち話する鶴田真由を見た!
台詞の数が多い、と言っていた。
思い返せば10年以上前?
ベニサンピットで鶴田真由の演じる『障子の国のティンカーベル』を観た。たぶん、2002年の12月。
まだ介護業界に足を踏み入れる前のことだった。
月に一回以上は劇場に足を運んで芝居を観ていた。
野田秀樹や井上ひさし、唐十郎から劇団新感線、toca*や別世界カンパニー、果てはどこかの演劇サークルや千年銀河まで。
ストレートプレイを主にこれはと思うものを予算の許す限り観ていたものだ。
最近は少し足が遠のいているけどね。
今回は奥村佳恵さん主演のversion。
本当は毬谷友子さんの方が観たかったけどチケットがとれなくて。
なんたって元祖の夜長姫だし、弥々は2回観たし。
でも今回のも良かった。
役者に先入観を持たずに観れたし
話も(演出も)わかりやすかった。
野田秀樹はやっぱり最近のものより昔の戯曲の方がいい。
台詞回しに心動かす瑞々しさがある。
イメージの奔放な、それでいて心地よい飛躍がある。
何よりも彼の天才を感じる。
こんな戯曲が書きたいと思ってしまう。
最近の作は、それを感じられなくなっている。
久々に芝居を観て感動した。
※過去の観劇記録から