大菩薩嶺の傍らに佇む秘湯、嵯峨塩鉱泉
嵯峨塩鉱泉の良いところ
嵯峨塩鉱泉の嵯峨塩館は私のお気に入りの湯宿のひとつである
何よりお湯がいい
そしてお料理が美味しい
館内にはゆったりとした時間が流れている
創業110年以上とのことだが、今の世でこれだけの建物を建てたらいくらかかるだろうか?
今回の宿泊
急きょ思い立って山梨は甲斐大和、武田信玄終焉の地、大菩薩嶺の麓に建つ湯宿、嵯峨塩鉱泉へ
新宿からあずさで大月まで、そこから各駅停車に乗り換えて甲斐大和駅下車
甲斐大和駅は無人駅なのだ
そのため大月駅でいったんPASMOを清算した
無人駅ではあるが、ロボットのようにICカードリーダーがでーんと改札に立っている
ここからは、大菩薩嶺に登るときなどはバスを使うが、今の季節はバスが運休しているためタクシーを呼ぶことになる
今回はあずさの中からタクシー会社に電話して、ちょうど甲斐大和駅に着く頃に駅の前で待っていてもらうようにした
駅から嵯峨塩鉱泉までは4000円くらい
さて
嵯峨塩鉱泉は適度にツンデレのお宿である
あまり熱烈なお出迎えは期待しない方がいい
待っていてはダメだ
自分から行った方がいい
まあ人手が足りないせいもあるのだろう
以前訪れたときにはお宿の廊下をルンバがお掃除していた
コロナ以降の旅館の傾向としては、客室に出入りする回数を減らすためか、チェックインの際にすでに布団が敷かれていることが多い
すぐにゴロンと横になれるので私的には全然かまわない
むしろ大歓迎だ
夕食は18時、朝食は8時だ
ふとお部屋の天井を見上げると
なんと逆さまの将棋板と駒が貼り付けてあった
面白い
夕食の前にお風呂へ
貸し切りがふさがっていたので普通の内湯へ
浴槽は古代檜だそうな
とてもいいお湯だ
送迎の有無
昔は帰りに甲斐大和駅まで旅館の自動車で送ってくれたけど、現在はやっていない模様
また冬期は路線バスも走らないのでタクシーを呼ぶことになる
館内には煙草の自販機はあるが飲み物の自販機はないか
その代わり冷蔵庫のなかに瓶ビールやサイダーが入っている
部屋にはテレビがあるし、Wi-Fiも飛んでいる