明神から河童橋へ
さて明神池からの戻りは梓川右岸道から岳沢湿原を通るルート
歩きやすい木道をサクサク歩いていくと
ところどころ木道にポツンと動物の糞が落ちているのが目につく
踏まないように華麗なステップを踏む
けっこう大きい
一瞬、熊かと不安になった
しかしみな緑色で草食動物のウンコなのかとも思う
熊も雑食なので笹などをメインに食べたら糞は緑色になるだろうが
とにかく人間並みに大きな糞があちこちに落ちている
これはヤバいのか?
さらに進むと歩道と並走する林道を歩く猿の姿が
そこから猿が多くなって
木道の左右に猿の姿を頻繁に見るようになった
中には木道の上を歩いている猿もいる
観光客の足元を一緒に歩いていたりする
人を全く恐れないし
カメラを向けられても知らん顔だ
目を合わせてこない
そして、中の一匹が笹の新芽?を食べていた
どうやら先ほどから点在していた糞はこれらの猿の糞であるようだった
大きさも、草食動物の糞は肉食動物の糞と比べて太くなるそうなので太いのだろう
謎は解けたのだが、上高地の猿と人の関係は新たなフェイズに突入しているようだ
まずは刺激しないこと、そして餌を与えないこと、猿の見ているところで食べ物を食べないこと、等が最低限のマナーとして観光客に求められるだろう
まあでも、木道のすぐわきで毛繕いする猿の親子は可愛らしかったけど
岳沢小屋への分岐でベンチに座って少し休憩
岳沢もいつか行きたいルートだ
分岐近くの橋の上からパチリ
美しい湿原だ
蓮華ツツジが花の盛りだった
そこからほどなく河童橋に
土曜日とあって人が多い
ここでも、河童橋の欄干にも猿がいてやはり観光客が群がっていた
まるでお花見のころ桜の木に登っていた猫をみんなが写メに撮っていたみたいに、そうまるで犬とか猫みたいな感じだった
アップルパイとコーヒーでおやつにして、預けた荷物を回収、バスターミナルからさわんど行きのバスに乗り上高地を後にしたのであった